Beeのアナ伝記【第4章】~そんなアナならマーシーでもよい~

Aim猛特訓のおかげで、味方へのヒールを回すことも安定してきたころ
私は、Season19をTwitchで配信を始めました。
デス平均も3~4のに抑え、回復量も相方ヒーラーより勝っていました。
しかし、レートが上がることはありませんでした。
私にはこれ以上レート向上につながるような思い当たるものはなく、この状態でランクを続けたら
次第にレートは上がるんじゃないかと考え、ただ闇雲にランク(Season19)に参戦していました。
しかし思いのほかレートは上がらない・・・。
そんな時、こんな声が視聴者から多く寄せられました。
「そんなアナなら、マーシーでいいでしょ」と。
私はこの言葉をてっきり、私が下手だから、嫌がらせをしに来ているのかなと思い
頑張っているのに冷たいことを言うなぁ。と聞き流していました。
そんな中、あるチームに所属しているアナ専の方が、たまたま私の配信を見ていてくださり
私に「コーチング」しましょうか?と申し出てくれたのです。
その方も、私のプレイスタイルをいくつも見て、「あぁ、これなら確かにマーシーでいいですね」と言われたのですよ。
すごくショックでした。
しかし、この意味が私をブロンズから1か月でレート1000以上上げたアナへのきっかけになったのです。
その方曰く、「アナはヒーラー枠ではない」というのです。
ゲーム内ではサポートという枠に入っているけど、サポートというのは決してヒールを回すだけの枠ではないと教えてくれました。
また、アナというヒーローは、ヒーラーというより、DPS寄りのサブヒーラーだという認識を持つように言われました。
その方の説明だと、このゲームはヒール量がダメージ量を上回ることはない。だから、敵に勝つには相手よりダメージを出して押し切ることが大切な時の方が多いですよ。というのです。
確かにその言葉を受けて、今感じるのは、例えば味方が敵と1対1で戦っているとき、味方にヒールを回すより、同じようにその敵にダメージを与えて、敵をより早く倒してから味方をヒールした方が、ヒールコストが低いことが多くの場面で見受けられます。
また、その方曰く
よくほかの人(私を含め)のアナを見ていると、とにかくタンクをフルで回復させようと、常にヒールを回している人を見るけど、そんな必要なんてない。
タンクはそんなに簡単に死なない。ヘルス3分の2あれば十分に生き延びられる。それより重要なのは味方のDPSやヒーラーにヒールを回すことの方が大切だよ。
と言われたのです。
また、位置取りを味方の後ろに位置するのでは、できることは少ないから、少しフランカー的な動きも加えて、敵に阻害や1キル取るようにすれば、それは「アナキャリー」と言われるものですよ。
アナはDPS寄りのサポートだから、ヒール量を気にするよりダメージやキルレートをもっと気にしないといけない。
キルレート3~4ぐらいは意識出来たら、ダイヤでも通用しますよ。と教えていただきました。
確かに、当時のランキングで銭を使っているトップの人の戦績を見ると、ゼニヤッタでキルレート5以上ありました。
これはもう完全なDPSですよね。
また、その方自身もレートは4300以上を持っているのですが
ヒール量は私の方がはるかに高いのに、キルレートとダメージがかなり高かったです。
これまで私の考えているアナの動きとは全く違い、衝撃的でした。
そこから私の攻撃的アナが始まったのです。
次回、「ブロンズで勝つためのアナ」を執筆します。